DB MODELCARS専属フィニッシャーの山口です
モデルファクトリーヒロのDBR9の製作を行なっております
今回はステアリング廻りを改修していきます
まずは実写資料から
気になるのはクイックリリースの周辺の金物と、ステアリングポストの断面形状です
分かりにくいですが、ステアリングポストは肉抜きされています
キットの物です・・・
シンプルで少し物足りない感じですね・・・もちろん肉抜きされていません
この肉抜き部分を再現すべくステアリングポストを製作します
左3枚はプラ板・・・右はキットの物です
まずキットの物を参考に採寸し、上下の板を0.4mm、真ん中の部分を1mmに切り出し・・・
1mm厚のプラ板を0.4mm厚のプラ板でサンドウイッチして接着
断面図に仕切りの板を3箇所接着しました
接続部分の金物は、外径3φのアルミのパイプに穴を4箇所開けて真鍮パイプに差し込みます
仕切り部分をR状に加工してサラを吹きました
上がキット物・・・下が製作した物です
よくある話ですが、多分ボディを被せると見えないんだろうな・・・
ステアリングは基本的にそのまま使用します
ステアリングシャフトは、外径1φの真鍮パイプです
ステアリング裏にも差し込み用のシャフトとポスになるアルミパイプを接着しました
製作した部品を仮組みしてこんな感じになりました
ステアリングから延びるコードは最後に取り付けます
現在ステアリングの裏にもう少しディティールを追加するか検討中です
今回は、ここまです
最後まで読んでいただきありがとうございます
次回も、MFH 1/24 Aston Martin DBR9 2008LM の製作を行なっていきますので、よろしくお願いします