DB MODEL CARS専属フィニッシャーの山口です
前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます
この写真は、1959年のルマン24時間レースに3台出走した内の1台である、2位でフィニッシュした6号車である
この角度から見るDBR1は綺麗なフォルムが際立ちます
それでは、今回はボディの整形を進めていきます
サイドウインドウの固定枠を、ドアを超えてリアフエンダーに掛かる部分をボディ側に固定します
実車では、このパーツがどの様に固定されているのか不明ですが、模型的に先付けしパテ補修しました
ドアパーツの改修です
ヒンジがかなりルーズなのでなんとも言えないのですが、今の時点でドアを閉めた状態では、上部のボリュ-ムが足らずにボディ側に見逃せない微妙な段差があります
ハンダを盛り修正します
この時点でフィッティングが悪い場合、塗装後の組立て時に、奇跡的に上手く納まる事は経験上まずないです
なので、この時点で納得いくまで修正しておきます
ハンダで大まかに肉付けした後、細かい部分をポリパテで整形しました
アンダートレイと、ボディパーツの隙間の改修です
微妙な撓みがあり、この隙間を接着固定するにのは厳しいと判断し、1.4Φのビスでネジ留めしました
この隙間が・・・
隙間なく修正出来ました
次は、この隙間を修正します
重みで前後に引っ張られ隙間が空いています
角度を変えて見ると隙間が良く識別出来ます
ここも接着剤に頼って固定しても、経年変化での再発が心配です
0.6ミリの真鍮板を切り出して、折り曲げて加工しました
受け側のパーツに引っ張られても抜けない様に2段階の溝を掘り、差し込んで固定します
0.8Φのネジ穴を開け・・・
ビスで固定しました
これで、おおよその隙間に関する問題は解決しました
隙間もなく、綺麗にできたのではないでしょうか
次回は、電装の電源を設置していきます
ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)