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2022/2/25
1/12DBR-1

MFH 1/12 Aston Martin DBR-1 ~Part-10~

DB MODEL CARS専属フィニッシャーの山口です

前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます

 

 

この写真は、1959年のルマン24時間レースに3台出走した内の1台である、2位でフィニッシュした6号車である

 

この角度から見るDBR1は綺麗なフォルムが際立ちます

 

それでは、今回はボディの整形を進めていきます

 

 

サイドウインドウの固定枠を、ドアを超えてリアフエンダーに掛かる部分をボディ側に固定します

実車では、このパーツがどの様に固定されているのか不明ですが、模型的に先付けしパテ補修しました

 

 

ドアパーツの改修です

ヒンジがかなりルーズなのでなんとも言えないのですが、今の時点でドアを閉めた状態では、上部のボリュ-ムが足らずにボディ側に見逃せない微妙な段差があります

 

 

ハンダを盛り修正します

 

 

この時点でフィッティングが悪い場合、塗装後の組立て時に、奇跡的に上手く納まる事は経験上まずないです

なので、この時点で納得いくまで修正しておきます

ハンダで大まかに肉付けした後、細かい部分をポリパテで整形しました

 

 

アンダートレイと、ボディパーツの隙間の改修です

 

 

微妙な撓みがあり、この隙間を接着固定するにのは厳しいと判断し、1.4Φのビスでネジ留めしました

 

 

この隙間が・・・

 

 

隙間なく修正出来ました

 

 

次は、この隙間を修正します

重みで前後に引っ張られ隙間が空いています

 

 

角度を変えて見ると隙間が良く識別出来ます

ここも接着剤に頼って固定しても、経年変化での再発が心配です

 

 

0.6ミリの真鍮板を切り出して、折り曲げて加工しました

 

 

受け側のパーツに引っ張られても抜けない様に2段階の溝を掘り、差し込んで固定します

 

 

0.8Φのネジ穴を開け・・・

 

 

ビスで固定しました

 

 

これで、おおよその隙間に関する問題は解決しました

 

 

隙間もなく、綺麗にできたのではないでしょうか

 

次回は、電装の電源を設置していきます

ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)