DB MODEL CARS専属フィニッシャーの山口です
前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます
後半部分のフレームを塗装し組立てました
塗装色は、零戦の機体色をベースに白を加えて調色しました
こちらは、デファレンシャルです
黒塗装後に、グラファイトブラックを軽く塗装して綿棒で擦り、凸部の金属表現を強調させました
ハブの下部に連結されるアームは、トーションロッドですね
ロッドが、シート脇まで繋がっている構造と、左右のハブ後方を連結する極太の鋼管パイプの存在が目につきます
プロペラシャフトからの入力を上方に変換して、上部から、ドライブシャフトが左右のハブに伸びます
控え目のダンパーが後端部に取り付きます
アーム類のシルバー色表現の箇所は、下地処理を入念に行い、クロームシルバーで塗装しました
続いてデファレンシャル用のオイルクー取り付けます
キットの配管は、使わず、ハンダ線とTop Studioのフィッティングを使用します
1/12は、精密なモデリングが出来て、製作していてとても楽しいですが、大きいだけに粗が目立つので一切手が抜けません
ハンダ線を金ヤスリの上で転がしてメッシュパターンを付けました
フィッティングは、赤や青でアルマイト処理されていることが多い部品ですが、時代を考えてシルバーとしました
シルバーに塗装するべきパーツが多いので、パートごとに使用する塗料を細かく分けます
オイルクーラーには、溝部にエナメルの黒を流して陰影をつけました
こちらは、足回りを固定するボルト類です
メタル製で、精度は良好です
分かりにくいのですが、左右に薄くバリがあります
1つずつ丁寧にヤスリを掛けてバリを消して使用します
次回は、エンジン部を製作を行っていきます
ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)