DB MODEL CARS専属のフィニッシャーの山口です
今回も前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます
この画像の個体は現代の技術を駆使して復元された DBR-1 となりますが、アストンマーティンらしい美しいボディラインは、当時のデザイン性の高さを確認することが出来ます
それでは、手始めにボディパーツの調整から手を付けていきます
MFHの最新キットなので、基本的に調整は必要ありませんが、メタルパーツのボンネットをボディに合わせて指で軽く曲げて変形させつつ、全体的にサンディングしていきます
その際に、ボディ側の受け枠の高さの塗膜分を計算して予め削っておきます
一見、綺麗なメタルパーツのボンネットですが、一部、巣ができて凹んでいる箇所がありますので修復していきます
ポリパテでも良いのですが、経年変化も考慮してハンダを使って修正します
非常に綺麗になりましたね
細かい作業の積み重ねが仕上がりに影響していきますのでサボらず進めて行きます
ご覧の通り、ボンネット自体は一切の凹凸はなく、ボディを乗せると指を引っ掛ける物が何もない状態です
この場合、ボンネットを取り外すには、車体をひっくり返すか、溝に何かを差し込んで持上げる位しか方法がありませんよね
そこで、開閉用にボンネットの裏面を彫り込んで、3ミリ角のネオジム磁石を埋め込みました
開閉方法は、表からマグネットをつけて・・・
引き上げれば、この様にボンネットが持ち上がります
しかし、メタルは、かなり重量があるので、完全に持上げる事は出来ません
今後、塗装すれば、更に磁力は弱まるので、更に強い磁石を準備する必要があるのかもしれません
次回は、ヘッドライトに電飾を取り付ける作業を行っていきます
ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)