DB MODEL CARS専属フィニッシャーの山口です
今回も前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます
ドアの製作を行っていきます
まずは仮組していきます
ヒンジとドアは共にメタル素材なので、ハンダ溶接にてがっちり固定しました
ボディ側との接合はビスを使用します
ドア自体が相当重いので、開けた状態ではドアは下方に少し垂れ下がりますが、見栄え的に大きな問題ではありません
こちらは、ドアを閉めた状態です
ヒンジとは反対の箇所に3Φのネオジム磁石を埋め込む仕様なので、程好い磁力でドアが保持されています
下端のラインがカウルと段差になっているのと、後方の取り合い部のクリアランスが足りません
なので塗装、クリア層を含めて0.5mm位の隙間に調整していきます
カウルと、ドアの上方を合わせると・・・
この様に下側が浮いてしまいます
そこで、ドアの下側を力業で内側に折り曲げて削り込みました
中央部分は曲げ切れないので、凸部分を棒ヤスリで削りました
リアタイヤのスパッツを留めるビスを加工しました
先日、松本産業さんより “もっと細いビスがあります” と教えていただきました
現状0.9Φのビスで1.5ミリのビス頭の物ですが、世の中にはなんと、約1/2の0.5Φのマイクロビスも存在するのですね・・・
0.5Φですから、シャ-プペンシルの芯にネジが山が切ったあるという事になります
もの凄い技術力です
この細い物に置き換えようかとも思いましたが、埋め込んだ下地も全てやり直しとなるのでビス頭を小さくする方法としました
1.5Φのビス頭を1.1Φ位になるまで削りました
これが1.5Φの状態
これが1.1Φになるまで削った状態です
大分見た目も良くなったのではないでしょうか
次回は、エンジンルーム内の作業を行っていきます
ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)