DB MODEL CARS専属フィニッシャーの山口です
今回も前回に引き続き、Aston Martin DBR-1を製作していきます
これは、1959年当時のスタート直前の写真です
この画像で見えるDBR1のボディカラーは、イメージより大分くすんで見えます
イメージはこのアストンマーチン・レーシンググリーンです
各パーツを整えていきます
全てのパーツには、大小のバリが存在します
捨てサフを吹くと、処理が必要な部分がハッキリと見えてきます
これはブレーキキャリパーですが、薄いバリが確認できます
基本的に凸モールドなので、カッタ-ナイフと棒ヤスリとペーパーで整えます
この後サフを吹いて、処理の状態を確認します
エンジンル-ム内に収まるイグニッションコイルですね
ツインスパークですので2個取り付けます
円形の底板にバリがありますが、外周に凸モールドがあるので、単純には削れません
こういうところを処理するのは、モータールーツが必須になります
メーターパネルの電飾です
光源は3ΦのLEDですが、光を漏らさず光ファイバーを差し込めるように5Φのアルミパイプを使用します
この系統では、メーターパネル3箇所、ドアのナンバー灯の5箇所を照らす0.75Φの5本の光ファイバ-をまとめます
5本を纏めて、3Φ用の収縮チュ-ブで締め付けます
2段重ねてアルミパイプに丁度刺さる太さになりました
光ファイバーを折り曲げると、その部分から光が漏れてどんどん暗くなるため、折り曲げ厳禁ですが・・・
取り回し上仕方ないところもあるので、ドライヤーで熱して折り曲げました
1955年当時は、自光式のメーターはまだ無かった時代でしょうから、ランプでメータ-を照らす仕組みです
この系統の5箇所はこんな感じで発光します
次回は、ボディの整形を行っていきます
ここまで、閲覧いただきありがとうございました(_ _)