年数が経過したクルマのヘッドライニングが剥がれる問題は、アストンマーティンと言えども例に漏れず悩ましい問題です。
インナーウレタンの劣化が原因で、アルカンターラが重力で垂れてきています。
歴史的価値のあるコノリーレザーを後世に残すべく、オリジナルレザーを生かして補修していきます。
ヘッドライニングを取り外し、補修を開始します。
オリジナルレザーを維持するために丁寧に剝がし、尚且つ劣化したウレタンフォームのベタつきの除去をしていきます。
クリーニングには通常の張替作業より、倍の時間と手間がかかりますので大変な作業です。
ベースパネルに合わせて新しいウレタンフォームを貼っていきます。
既存の取付け穴に合わせながら、しわを伸ばし張り付けるのは匠の熟練技が必要になります。
垂れ、剥がれ、擦れ、割れなど、様々な症状がありますが、インテリアに関するお悩みがございましたら一度ご相談ください。